悪代官の伏魔殿新館ブログ

旧ブログが終了にあたり引っ越してきました

災害現場でよくある光景ですが

土石流被害発生した静岡県熱海市の被災者さんがたにお見舞い申し上げます。

 

自宅から逃れて避難所生活中の方も多いですが、いまだ人数さえはっきりしない行方不明者も早く見つかって救助されるよう祈ります。

 

大規模災害ゆえ被災地に報道記者陣が多数集まるのは当然でしょうが、地元住民という方から不満の声が聞こえてきました。

 

「現場近所に1軒だけのコンビニにあった弁当パン類の食料品を、取材に来た多数の報道陣に買われてしまい住民が食料調達難しくなった」

 

とのことです。

 

一度でもボランティア活動した経験ある方ならご存じでしょうが、

災害現場に行く者は滞在中の食事宿はすべて自前で確保が鉄則

ですね。

物資不足の被災地でかろうじて営業している商店で販売される商品は地元被災者の生活を支えるのに不可欠な命綱で、外から行った部外者が消費するための物ではありません。

過去の災害でも宿と食料や作業道具も用意せず被災地に入った個人の自称ボランティアが避難所に寝泊まりし支給の弁当を食べていたことがわかって批判を集めた事例もありました。

 

被災地の事業所復旧支援に向かう際の系列会社の職員や、トラックドライバーも必ず出発前時点に自分がとる分の食料水はしっかり用意していきますし、消防自衛隊の隊員さんがたは言うまでもありません。

 

今はまだ生活と回線状況も厳しいかもしれませんが、余裕がある方は被災地から生の声をどんどんUPしてくださるようお願いします